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農閑期を活用して自分磨きを/女性営農生活講座始まる 2014年12月11日

農閑期を活用して自分磨きを/女性営農生活講座始まる  JAは11月27日、本店で女性営農生活講座を開講した。開講式に出席した受講生約50人は、農閑期を利用して農業や生活に関する知識を学び、習得を目指すことを誓った。
 第1回講座は、年賀状にも使える絵手紙作り。受講生は、日本絵手紙協会の村上節子さんに手書きの温かさを伝える7つのポイントを教わりながら、各自持ち寄った農産物などを題材に描き、メッセージを添えて味わい深い作品に仕上げた。講座は、毎年11月~翌年4月まで月1回(全6回)開かれる。



日本で学んだことを活かして/中国人技能実習生が研修終える 2014年11月28日

日本で学んだことを活かして/中国人技能実習生が研修終える  今年4月に中国遼寧省から来日し、当JAの黒石基幹支店管内でりんごや高冷地野菜栽培などの農業実習を受けていた15人が、約8カ月の実習を無事に終了した。
 11月19日に開かれた送別会では、実習を終えた影(エ エイ)さんが「帰りたいと思ったこともあったが、ここに残って頑張ろうと思えたには、受け入れ農家のお父さんお母さんが一生懸命に中国語でコミュニケーションを取ろうとしてくれた姿に感動したから。この8カ月間に流した汗と涙は、一生の宝物」と、涙ながらに振り返った。実習生は帰国後、日本で習得した技術を活かしながら母国での活躍が期待される。



インフルエンザ撃退/予防接種費用に助成 2014年11月21日

インフルエンザ撃退/予防接種費用に助成  JAは、インフルエンザ予防接種費用への一部助成を始めた。昨年までは健康診断料を助成していたが、短命県返上に向けた取り組みを展開している県内の動きを受け、毎冬猛威をふるうインフルエンザを予防し、死亡者や重症者の発生の減少を目指す。
 助成費用は1人当たり1000円で、1世帯当たり2000円が上限。正組合員とその家族が対象だ。組合員に通知したところ、受け付け開始前から問い合わせがあり、組合員健康維持の効果に期待がかかる。JAでは管内全体で1500人の利用を目指す。



地域を支える全国7JA交流/青森県内で初めて「みらいサミット」 2014年10月30日

地域を支える全国7JA交流/青森県内で初めて「みらいサミット」  JA名に「みらい」を冠した全国7JAが連携して話し合う、第7回「JAみらいサミット」が10月16日から2日間、青森県十和田市などで開かれた。今回主催したJA津軽みらいの他、兵庫みらい、きたみらい(北海道)、伊達みらい(福島県)、千葉みらい、東京みらい、新潟みらいの7JA54人が参加した。
 サミットでは、安全・安心な農産物を持続的・安定的に供給できる地域農業を支えていくための4つの宣言を採択した他、「次代へつなぐ取り組み」をテーマに情報交換が行われた。



稲の生長、収穫を喜ぶ/児童がバケツ稲刈り取り 2014年10月14日

稲の生長、収穫を喜ぶ/児童がバケツ稲刈り取り  平川市立金田小学校の5年生児童43人は10月8日、5月から育てているバケツ稲の刈り取りをした。
 尾上基幹グリーンセンターの吹田聖子営農指導員の教えのもと、児童は一人ずつ苗を管理し、夏休みも交代で水やりをするなど観察しながら栽培。黄金色の穂を垂たらした稲の束をつかんで地際からハサミを入れると、慣れない手つきで悪戦苦闘しながら刈り取った。男子児童は「穂が出る様子を観察できて、おもしろかった。根の長さにはとてもビックリした」と話した。刈り取った稲は脱穀、籾すり、精米され、調理実習でおにぎりにして食べる。



早生りんご収穫開始/色良く食味上々 2014年09月09日

早生りんご収穫開始/色良く食味上々  JA管内で早生りんごの収穫が始まり、各販売センターには、「さんさ」「未希ライフ」「きおう」「サンつがる」が運び込まれ、活気付いている。
 今年は、昨年に比べて開花が早かったため収穫も早く、黒石中央りんごセンターでは8月下旬から早生種の入庫が始まった。主力のサンつがるは30日から始まり、昨年同時期に比べると約3.7倍の入庫量。9月3日までに約7600箱(1箱20キロ)が運び込まれた。
 最盛期を前にして昼夜の温度差が激しくなり、今年産は着色の良さが際立っている。センターの佐藤淳一調査役は「8月は雨が多くて味がぼやけるのではないかと心配したが、それほど影響はない。今年産もおいしく仕上がっている」と話す。
 サンつがるは、9月いっぱい収穫される。



夏秋期出荷で高単価目指す/アルストロメリア好調 2014年08月25日

夏秋期出荷で高単価目指す/アルストロメリア好調  常盤基幹支店管内で栽培されているアルストロメリアの出荷が順調だ。
 暑さに弱く、他産地で品薄状態となる7~9月の出荷は貴重な存在。高単価が期待できる夏秋期に対応するため、部会では地中冷却装置や遮光資材を導入するなど、この時期でも週3回出荷している。
 ときわ花き部会の古川次男部会長の圃場では8月19日、200ケース(1ケース30本)が収穫された。古川部会長は「今年産は病害虫防除体系が確立し、徹底した防除ができた。収量も上がっており、順調な出荷が継続できている」と自信をみせた。
 同部会のアルストロメリアは優しい色合いが特徴で、業務需要に特に好まれている。



プレミアムな桃を召し上がれ/高糖度商品を発売 2014年08月14日

プレミアムな桃を召し上がれ/高糖度商品を発売  「津軽の桃」と大きく書かれた化粧箱を開けると、ピンクに色づいた大玉の桃がぎっしり――。
 JAは8月12日、管内で収穫された「津軽の桃」のうち、高糖度のものをプレミアム商品として販売を開始した。糖度検査で14度以上の基準をクリアしているため抜群の甘さを保証済み。自慢の桃の最上級品を味わってほしいと、平川市の助成金の一部を活用して化粧箱を作成し、販売に踏み切った。
 平賀販売センターの鳴海貴嗣統括は、「より厳選した商品。最上級の桃をぜひ味わってほしい」と話した。値段は品種によって1箱(5キロ)3670円~4100円前後で、9月下旬頃まで販売する。



水田に無人ヘリコプター参上/いもち病適期防除 2014年07月29日

水田に無人ヘリコプター参上/いもち病適期防除  無人ヘリコプターによる水稲病害虫防除が始まり、青々と広がる水田の上をいもち病防除の薬剤散布をする無人ヘリコプターが飛び回っている。
 尾上基幹支店管内の無人ヘリコプター受託組合では25日に作業を開始。水稲栽培の後半に発生する病害虫の被害は米の品質や収量に大きく影響するため、風の影響による薬剤の飛散防止に細心の注意を払いながら3人1組で確実な防除を徹底した。
 同組合には尾上基幹支店管内の生産者を中心に550件の申し込みがあり、576ヘクタールに散布する。約1週間かけて防除を行った後、今年産は生育が早まっているため8月上旬にはカメムシ防除が始まる。



先駆的な活動認められ今後の活動に弾み/女性のチャレンジ賞受賞 2014年07月18日

先駆的な活動認められ今後の活動に弾み/女性のチャレンジ賞受賞  内閣府男女共同参画局が実施する「女性のチャレンジ賞」の特別部門賞に、サンフェスタいしかわ友の会(相馬由美子会長)が輝いた。
 同賞は、起業や地域活動等にチャレンジすることで輝いている女性個人や団体等を表彰するもので、同会のチャレンジが今年度の特別部門テーマ「女性が輝く、地域が輝く」にふさわしいと認められた。
 相馬会長は「高齢化や人口減少の問題は今後さらに深刻となり、地域活性化には女性の輝きがますます欠かせないものになる。直売活動を通じた所得向上、さらには生きがいへとつなげ、地域の人と共に元気な街づくりに貢献したい」と話した。



小麦収穫大急ぎ/昨年より1週間ほど早い刈り取り 2014年07月11日

小麦収穫大急ぎ/昨年より1週間ほど早い刈り取り  黒石基幹支店管内で、小麦「ゆきちから」が収穫された。2日に農事組合法人浅瀬石水稲生産組合が、4日には追子野木営農組合がそれぞれ刈り取り作業を開始した。
 品質は収穫期の天候に左右されやすく年により変動が大きいため、梅雨の時期と重なる収穫は天候との勝負。圃場(ほじょう)ではコンバインがフル稼働し、刈り取られた麦はすぐに乾燥施設へと運ばれた。
 昨年秋の連続した降雨で、種まき直後の生育はあまり良くなかったが、今年は雪解けが早く生育が回復。同支店管内では7日までに収穫を終え、7月中旬の出荷を予定している。



今年こそは販売額2億5千万円達成を/トマト本格出荷を前に士気高める 2014年06月25日

今年こそは販売額2億5千万円達成を/トマト本格出荷を前に士気高める  尾上トマト部会(山口知治部会長)と尾上販売センターは6月18日、同センターで2014年産トマト出荷説明会を行った。尾上、平賀基幹支店管内の生産者や市場関係者ら約70人が集まり、気持ちをひとつにして生産販売しようと、がんばろう三唱で士気を高めた。
 両支店管内の1回目の出荷ピークは、ここ数年では8月1~4日の間に集中。今年産の仮のピークを同期間と定め、早めの売り場確保を目指す。今年産は乾燥などから障害果が見られた圃場(ほじょう)もあったが、病害虫発生は少なく、順調に生育が進んでいる。



楽しみながら健康増進/年金友の会グラウンドゴルフ大会 2014年06月13日

楽しみながら健康増進/年金友の会グラウンドゴルフ大会  平川市のひらかドームで10日、年金友の会グラウンドゴルフ大会が行われた。
 支店ごとに活動する年金友の会の支店間交流と健康増進を目的に、今年は5支店から41人が参加。コースの中には斜面などの難所も含まれていたが、愛用のクラブを使って多くの参加者がホールインワンを出すなど、普段の練習の成果を発揮していた。会員は「楽しく身体を動かす事ができた。来年も参加したい」と笑顔で話した。
 10月にはゲートボール大会を予定しており、JAでは今後も年金受給者相互の親睦をはかりながら、健康で楽しく、心ゆたかな人生をサポートする。



生産技術の向上を目指し育苗コンクール 2014年05月15日

生産技術の向上を目指し育苗コンクール  田植え作業が始まる直前の5月13日、苗の健全生産が出来ているかを審査するため、平賀基幹グリーンセンターは水稲育苗コンクールを実施した。
 中南地域県民局職員やJA職員ら8人は平賀基幹支店管内の19の水稲生産組織の圃場(ほじょう)で、苗揃いや病害虫の発生の有無など6項目を審査。今年産は播種時期の高温により出芽ムラが見られたものの、立枯れ等の病害が平年より少なく、順調な仕上がり。
 今後は、各圃場から持ち帰った苗を分解審査し、中南地域県民局で乾燥させて苗充実度を分析する。集計された結果をもとに金賞・銀賞・銅賞が選ばれ、表彰状伝達式にて苗の健全生産技術を称える。



産地強化を目指して講習会 2014年04月28日

産地強化を目指して講習会  尾上基幹支店の華姫(はなき)会は4月21日、スモークツリーの収量アップを目指して講習会を行った。花木の仕立て方は生産者によって異なるため、「優良園地の方法を学びたい」との会員の声を受け開催。講師を務めた会員の森内絹さんの園地に集まった14人は、カメラに収めたりメモを取りながら、細かい枝の除去や株分けのポイントなどを学んだ。
 スモークツリーは近隣で取り組んでいる産地がないため市場の需要も高く、同支店管内の房すぐり、ガマズミなど他の花木も期待されている。今冬は雪害やねずみの被害が少なく順調な生育を遂げており、スモークツリーの出荷は6月下旬を予定している。



いよいよ、春本番 2014年03月28日

いよいよ、春本番  26年産水稲種子の温湯消毒作業が3月17日から8日間、常盤基幹支店施設内の農産物加工開発センターで行われ、JA職員や青年部員らが作業に取り組んだ。
 温湯処理は農薬使用と同等の殺菌効果が期待できる上、廃液処理が不要で環境に優しく、組合員にとってもメリットが大きい。19日、作業依頼した常盤地区の榊要さんは「量が多いと自宅で消毒するのも一苦労。消費者に安全・安心な米が提供できるため、これからもお願いしたい」と話した。
 同作業は、葉が極端に伸長する「ばか苗病」対策として平成11年から実施、現在では同支店管内作付分のほぼ100%をカバーする。今年は246件、総重量にして28トンを処理した。



りんごに次ぐ第2の産業に向けて 2014年03月19日

りんごに次ぐ第2の産業に向けて  もも生産協議会(木村俊雄会長)と津軽もも生産部会(同)は12日、木村会長の園地で桃の剪定講習会を行い、約50人が参加した。南向きに一本の主幹を斜めに立ち上げる斜立仕立ての講師を務めた平川市唐竹の佐藤稔氏は「りんごと違って桃は枝が出にくいため、芽を残して切ることが重要」と、実技を交えながらアドバイスした。また、一般的な開心形仕立ては中南地域県民局の小林弘明主幹と中里統道技師からポイントを教わり、参加者は今年産の作業に役立てようと講師の技術に見入っていた。
 木村会長は「今、青森県の桃は絶好調で、高品質なことから高い評価を得ている。りんごに次ぐ第2の産業として良質生産に取り組んでほしい」と意気込みを表した。



自分磨きで、いざ本番! 2014年02月27日

自分磨きで、いざ本番!  2月22日、板柳町多目的ホールあぷるでカップリングパーティを開いた。自分磨きをテーマに男女別の研修会を組み込み、それに参加してからパーティに臨むというユニークさが魅力。「本番に向けMENテナンス」と題した男磨きセミナーに参加した14人は、夕方のパーティに向けて、初対面の女性への接し方や印象に残る話術を学んだ。一方女性はネイルアート体験でオリジナルのネイルチップを作成、指先のおしゃれを演出した。
 セミナーを終えて、いよいよ男女が対面を果たしてパーティがスタート。はじめは緊張から会話が湿りがちな場面もあったが、次第に打ち解けると、職業や恋愛などの話で大いに盛り上がった。残念ながらカップルは誕生しなかったが、参加した男性は「シミュレーションができて今後も活かせそう」と話した。
 JAでは、今後も農業後継者の明るい出会いの場として、様々なイベントを企画する。



春にも鮮度の良いりんごを 2014年01月30日

 1月20日、野菜の保存方法として雪国に古くから伝わる雪を活用したエコな冷蔵庫「雪室(ゆきむろ)」で冬期間りんごを眠らせる作業をJAで初めて行った。
 会場となった山形支店管内の沖揚平地区のこの日の積雪は約200センチ。昨年11月に収穫したサンふじ96箱を、生産者とJA職員15人は雪が直接かからないようにシートをかぶせ、その上から雪で覆った。雪室の中は密閉状態で水分を逃がさないため、果汁も収穫直後のジューシーな状況を維持。また、凍る寸前の零度前後に保たれることで「うまみ」が向上するとも言われている。
 こうして雪の中でじっくり熟成された「雪室りんご」は4月下旬に掘り起こされ、取引のある京都生協とコープ九州で5月頃に販売される予定。



高品質・高収量を目指して剪定のポイント学ぶ 2014年01月27日

 管内各地でりんごの剪定会が行われている。1月15日には山形支店管内の佐藤賢優さんの丸葉園地と佐藤金男さんのわい化園地で行われ、技術を高めようと生産者約100人が集まった。
 講師を務めた県りんごわい化栽培技術研究会企画理事の山本富幸氏は「空間を有効的に活用し、作業のしやすさを考えながら日光が枝に十分当たるよう枝を鋏んでほしい」と、剪定鋏やノコギリを使って切り落とす枝を見分けるポイントを説明した。昨年の同時期には1㍍を超えていた園地の積雪だが、今年はおよそ60㌢。低く見える枝も積雪を考慮して剪定するよう呼びかけた。集まった生産者は講師の技術を吸収しようと、作業の様子を真剣な表情で見入っていた。
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